あの日の虹今も輝いて

思いついたら書きます

0と1の差は小さいようでとてつもなく大きい

 

はてブロを作ったのは結構前ですが初めて投稿します。少し時間が経って心の整理がついたのも理由のひとつです。

 

ここからは、元推しが芸能界を去ってしまったおたくの、どうでも良い過去の振り返りが始まります。お暇で仕方ないという方がいれば、お付き合いいただけますと嬉しいです。

 

 

 

若手俳優のおたく、と呼ばれるようになって10何年が経ちますが、そのきっかけとなった俳優さんが芸能界引退を発表しました。最近発表した方が数人いるけど、そのうちの1人です。

 

 

もともと、ジャニーズのおたくの中でもガッツに属するくらいとある担当に必死だったわたしは、当時仲の良かった(ジャニオタでいうところの)相方がテニミュにはまったことがきっかけに、その存在を知ることになります。


原作ずっと読んでたからそれ自体は知ってはいたけど、DVDで見たのは初めてでした。フッ軽な相方に連れられて観劇もしました。(ちょうど担当の仕事がなかったので)


そこで推しに出会いました。理由は単純で、顔が好みだった。それだけ。たったそれだけだったけど、推しはわたしにたくさんの出会いをくれました。

 

 

(遠慮なくJ事務所をディスりますが)ちゃんとストーリーのある舞台って面白いんだ、と教えてくれました。面白い舞台に出会わせてくれました。友人もできました。小さな映画館でしか上映されない映画があることを教えてくれました。舞台挨拶も行きました。ブログにコメントする、という経験をくれました。お話しすることもできました。(会話は1質問のみ、一言で返ってきたら終わり、に慣れていたわたしには衝撃でした)手紙を書くことの楽しさを知りました。

 

 

ジャニーズの担当が事務所をやめたことをきっかけに、わたしは推し一本のおたくになりました。地方に住んでいたけれど、新しい舞台に出会うことの楽しさを知ったわたしは大学進学をきっかけに上京します。その頃には、いわゆる推し変をしていました。理由は、人気が出たから。結果としてそれは、テレビに出たことによる一時的なものだったわけですが。

 

ジャニーズで追ってた担当よりはるかにファンは少ないはずなのに、ブログのコメント数という可視化されたリアルな数字は、わたしにとって苦痛でしかなかったです。わたしですら覚えられるくらいの"いつもの人"で埋められていたコメント欄が、見たことのない名前、たくさんのコメントで埋められていたこと。増えるコメントと反比例するようにわたしの気持ちは冷めて行きました。

 

 

 

そこから数年経って。先日元推しが芸能界を引退する旨をSNSに投稿しました。
発表を読んだ時の感情は覚えてません。もう二度と板の上に立つ彼を観ることはできないんだな、と思うと涙が溢れました。たまに名前を見かけると嬉しくなったし、頑張っていることを知ると、少し誇らしかったりもしました。


リアルタイムで応援していた人からすれば、過去応援してたからなんだ、と思われるかもしれません。今の推しを昔応援してた、という人がこんなこと言っていたら、わたしも同じことを思うでしょう。
それでも、わたしにとっての彼は特別でした。

 

 

お手紙も書かなくなったし、ブログにコメントもしなくなった。推し変してから観に行った彼のお芝居は、たった数回です。だけど、0じゃなくて良かった。わたしにとっての最後の役者としての姿は、2016年に観たものでした。
その舞台のDVDは出ているけれど、ちゃんと劇場で観て良かった。

 

 

ジャニオタ時代に、いつ辞めてしまうかなんて誰にもわからないってこと、散々見てきたはずなのになぁ。なんで人間って忘れてしまうんでしょうね。

 

 

 

今の推しは、お芝居がとても魅力的で、何度観ても飽きない素敵な舞台とよく出会わせてくれます。幸いそこそこの回数入っても後悔するということはほとんどありません。


おたくなんて自己満足だし、きっとその時の自分の欲のまま動くんだろうけど、それでも好きな限りは0は避けておきたいなと心に決めました。

 

 

 

何が書きたかったというより、気持ちの整理をするための記事になってしまいました。
そのへんのしがないおたくの日記にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 


元推しさんへ
大した語彙力を持ち合わせていないので、簡潔に今の気持ちを書きます。
芸能界に入ってくれてありがとう。
舞台に立ってくれてありがとう。
役者という仕事を続けてきてくれてありがとう。
今のわたしがあるのは、間違いなくあなたのおかげです。
ほんの一時期でもあなたを応援できたこと、
わたしにとって大切な思い出です。
どうかお元気で。